東海愛知新聞バックナンバー

 7月30日【火】

家康公夏まつり にぎやかに開幕

■岡崎公園など

岡崎活性化本部主催の岡崎城下家康公夏祭りが28日、始まった。初日は岡崎公園多目的広場を中心によさこい鳴子おどり、乙川河川敷でカヌー体験が開かれ、約2万5000人(主催者発表)の人出でにぎわい、好スタートを切った。夏まつりは8月2日まで。(竹内雅紀)

まつり期間中は午後5時からのスタートだが、初日だけは3時に開始した。

和太鼓演奏(触れ太鼓)で開幕を告げ、岡崎公園多目的広場と三河武士のやかた家康館、乙川河川敷の3カ所で「城下deおどりん祭」と題したよさこい鳴子おどりを市内外の29チームが披露。子どもからお年寄りまでが楽しみながら行ったパフォーマンスに、見守った観客から温かい拍手が送られた。

■乙川ではカヌー体験

カヌー体験には主に親子連れが参加。国体選手らが周囲の安全に気を配りながら漕艇を指導する中、参加者は気持ちよさそうにオールを漕いでいた。また、内田康宏市長は伊賀川の坂谷橋付近からカヌーに乗り、乙川の県西三河総合庁舎前までを視察した。途中、カヌーが転覆するアクシデントもあったが、大事には至らず「乙川の水は気持ちよかった」と自ら泳いで岸まで到着。一定区域の規制を設けながら同様の川遊びを許可することも視野に入れた考えを提起していた。

まつり期間中のスケジュールなどの問い合わせは専用電話(090―4263―0123)へ。