東海愛知新聞バックナンバー

 7月28日【日】

コウエンナーレ開幕

100日間 岡崎公園で多彩なイベント

岡崎公園で27日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」にタイアップしたイベント「おかざきコウエンナーレ2013」が開幕した。11月3日までの100日間、岡崎公園内ではさまざまな催しが展開される。

トリエンナーレの会場(康生地区)に隣接した岡崎公園から岡崎の文化や歴史、観光などの魅力を情報発信するのが目的。岡崎城下家康公夏祭りや花火大会、秋の市民まつり、岡崎ジャズストリート、岡崎ジャズメッセンジャーズwithオカザえもんのライブ、グレート家康公「葵」武将隊の演武、三河武士のやかた家康館での企画展などがある。

初日のこの日は、岡崎城二の丸能楽堂でオープニングセレモニーが開かれ、オカザえもんTシャツを着た内田康宏市長が「これを機に多くの人に岡崎に来てもらいたい」と呼び掛けた。

■妖怪道五十三次

家康館と岡崎城で企画展「妖怪道五十三次〜鬼太郎たちとめぐる東海道の旅」が始まった。10月27日まで。

会場にはアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんが、歌川広重の名作「東海道五十三次」に描かれた各宿場町の絵に計約300もの妖怪を入れ込んだユニークな作品「妖怪道五十三次」が並ぶ。妖怪画やマンガ原稿もあり、家族連れが楽しそうに見入っていた。(竹内雅紀)