幸田町の夏の風物詩「彦左まつり」がきょう27日、JR幸田駅前などの中心市街地で開かれる。彦左まつり25周年と町制施行60周年のプレ企画を兼ねた「イケメン彦左」に選ばれた3人が参加し、まつりを盛り上げる。(横田沙貴)
イケメン彦左は、まつり会場で町をPRするメガネ男子。「現代に蘇った大久保彦左衛門は、何とメガネが似合うイケメンだった」がコンセプト。町在住、在勤の19〜58歳の26人が応募した。
選ばれたのは、稲吉崇文さん(26)=会社員、幸田町逆川▽小島俊太郎さん(23)=県立幸田高校教諭、あま市甚目寺町▽橋晃平さん(26)=豊川信用金庫幸田支店、蒲郡市豊岡町。
稲吉さんは、幸田生まれの幸田育ち。同級生の女性2人から推薦された。学生時代はヒッチハイクで日本中を回ったり、単身で海外へ行ったりした。
小島さんは新任の理科教師。同僚の女性教員からの推薦だが、中村勝英校長も一押しのイケメン。10〜20代の若い世代に彦左まつりをPRする。
橋さんは、貝吹昌夫支店長が「支店を挙げて幸田を盛り上げよう」と推薦。本人の知らぬ間にイケメン彦左になり、当初は戸惑っていたが、いまは意気込んでいる。
3人は浴衣姿で登場し、ケーブルテレビ局のリポーターとして彦左まつりを紹介。また彦左行列にも参加する。
5時30分から開会のセレモニー。パレードは午後6時に中央公園を出発。駅前通りを通ってJR幸田駅前の駅北駐車場会場まで行進する。