東海愛知新聞バックナンバー

 7月26日【金】

伊賀川で川まつり

岡崎 親子で魚捕り楽しむ

岡崎市の中心を流れる伊賀川で25日、放流された金魚を捕まえて楽しむ「川まつり」が開かれた。

伊賀川について広く関心を持ってもらおうと、河川の保護活動に取り組む伊賀川を美しくする会(大高意具会長)が毎年開催。今年は河川工事の影響で一部会場を変更し、康生町から小呂町まで約8キロ区間の7会場で計約2万匹の金魚を放流した。

メーン会場である市図書館交流プラザ(りぶら)西側の竜城橋〜三清橋間では、放流前から約200人の家族連れが集合。施設内での記念式典の後、会員がバケツに入れた金魚を放流すると、参加者は網やバケツを手に一斉に川の中へ。1匹でも多くの金魚を捕まえようと、ある参加者は両手で掴むように、また別の参加者は網ですくい上げるなどして奮闘。「大きな金魚が捕れた」と言って、周囲に見せて回る児童の姿もあった。

蒸し暑い気候の中、参加者たちは川の水で涼みながら、約1時間の川遊びを満喫した。