岡崎市羽根町のFMおかざきスタジオで27日、市内の大学生による選挙啓発サポーター「エレサポ(エレクション・サポーター)」のメンバーが、参院選の投票を呼び掛けるラジオCMを収録した。CMは選挙期間中に放送される。(大山智也)
20代の若者の投票率が極めて低いことから、岡崎市選挙管理委員会は若者に積極的に選挙に参加してもらおうと昨年、「エレサポ」を立ち上げた。いま、市内の大学と短大に通う18人が活動している。
収録に臨んだのは、岡崎女子大学と愛知産業大学の計6人。慣れないラジオCMの収録とあって、メンバーは緊張した様子でスタジオ入り。収録前に念入りに打ち合わせをしてから、期日前と前日、当日の3バージョンを収録した。
地元の人に親しみを持ってもらおうと、期日前投票の収録には三河弁。当日投票に行けない人に向けて「大切な一票じゃんね、ちゃっと行ってこ」と呼び掛けた。CMの最後は「未来につなごう、あなたの一票」と全員で声を合わせ、一票の重みを訴えた。