岡崎商工会議所で7月10日午後2時から、「ものづくり岡崎フォーラム」が開かれる。同商議所と岡崎市が、今年度の新事業として協同で取り組む「技術力向上と連携による取引拡大推進事業」の一環。

製造業の海外現地生産増加に伴い国内需要が減少した結果、親事業者から発注を受けて製品を造る国内の「サプライヤー中小企業」の仕事が少しずつ減ってきている。同事業はこうした中小企業を対象に、技術集団の形成や技術力向上の講座を通して、企業の成長・発展支援を行うことを目的としている。

フォーラムは2部構成。第1部は「ものづくり中小企業の成長戦略」と題し、名古屋大学大学院経済研究科の山田基成教授が講演を行う。

第2部のパネルディスカッションでは、ダイニチ、エイベックス、名古屋メッキ工業の3社がパネリストとなり、「オンリーワン技術」について討論。コーディネーターは、引き続き山田教授が務める。

定員は200人。申し込み、問い合わせは、岡崎ものづくり推進協議会（53―6191）へ。（大山智也）