老朽化が進む岡崎市民会館を改修するとした場合の検討委員会が17日、市福祉会館で初会合を開いた。9月まで月1回のペースで会合を開き、使いやすい施設への改善点を中心に意見をまとめる。(竹内雅紀)
検討委は演劇や音楽分野など施設を使用する立場の代表者らを中心に8人で構成。委員長に静岡文化芸術大学の永井聡子准教授、同職務代理者に岡崎文化協会の浅井克彦会長を選んだ。永井委員長は「長年にわたって文化発展に尽力された皆さんと情報共有ができれば」と抱負を述べた。委員会は非公開だが、内容は後日ホームページ(http://www.city.okazaki.aichi.jp/menu1119.html)で公表される。
築46年目の市民会館は今年2、3月の構造耐久性調査で残り20年以上という結果が出ており、改修による延命化が可能とされた。検討委では構造耐久性調査の結果と、舞台や音響など施設内部の基礎調査結果を基に協議する。最終的には両副市長や関係部長らでつくる庁内組織「岡崎市民会館整備方針検討会議」で改修か新施設建築かの結論を年内にも出すとしている。