岡崎市が中学3年生を姉妹都市に派遣する交流事業使節団の合同結団式が28日、同市福祉会館で開かれた。姉妹都市の米・ニューポートビーチ市とスウェーデン・ウッデバラ市を訪れる生徒と学校関係者ら45人が出席した。
生徒たちは1人ずつ自己紹介。「スポーツなどを通じて交流し、岡崎の文化や歴史を伝えたい」「現地の文化を肌で感じ、学びたい」「現地で学んだことを周りの人に伝えられるよう努力したい」と抱負を語った。
内田康宏市長は「皆さんは岡崎市内の中学生1万1199人の代表。今まで学んだ英語力を生かし、心と心を通わせる交流をしてほしい」と激励した。
使節団の派遣は、ニューポートビーチ市が31回目、ウッデバラ市が9回目。両使節団はともに9月下旬に現地を訪問し、9日間滞在する。
友好都市の中国・呼和浩特市への訪問は、4月から流行している鳥インフルエンザの影響を考慮して中止となった。(横田沙貴)