岡崎の夏の風物詩「花火大会」(8月3日)を前にした市民主導型の夏祭りが、今年は6日間の日程で行われる。タイトルは「岡崎城下家康公夏まつり」。昨年まで1日限定だった祭りを拡大し、花火大会に向けて機運を盛り上げていこうと企画された。主催は岡崎活性化本部岡崎城下家康公夏まつり部会。伝馬通りでの五万石おどり・みこしが11年ぶりに2日間開催となるほか、岡崎公園や乙川河川敷でのイベントも加わり、市内外に岡崎の魅力を発信する。(竹内雅紀)
祭りのコンセプトは「岡崎の魅力に触れ、楽しむ1週間。市民が創り、つながり、もてなし、楽しむ1週間」。伝馬通りでの五万石おどりは8月1日、五万石みこしは翌2日。2日間開催は平成14年(当時は市主催)以来となる。また、長持ちの練り込みや山車、商店街の企画も。通り沿いの籠田公園ではステージイベントとフードコートが展開される。
初日となる28日午後3時からは岡崎公園の多目的広場と三河武士のやかた家康館前、乙川河川敷の3カ所で、よさこいチームによる「城下deおどりん祭」。29日〜31日は、公園内で盆踊りをイメージした飛び入り参加型の岡崎城下五万石おどりや市民ステージ、甲冑武者の大集合もある。河川敷では川遊びや三河花火の体験も予定し、後日詳細を詰めるという。
各日とも始まりの合図は岡崎公園大手門前での触れ太鼓演奏、フィナーレは花火の打ち上げ(場所未定)がある。白井宏幸部会長は「6日間行うことでよりたくさんの人に来てもらいたい。夕涼みがてら楽しんで遊んでほしい」と呼び掛けている。市の補助金は2,500万円。
現在、おどりやみこしの参加団体(参加費無料)、企業や個人からの協賛金(目標250万円)、ボランティア(延べ500人)を募集している。問い合わせは、活性化本部(57―0200)へ。