東海愛知新聞社主催の第57回全三河アマチュア将棋大会が7日、岡崎市竜美丘会館で開かれた。小学生から80代まで30人が参加。午前中から熱戦が繰り広げられ、A級では植田尚宏さん(80)=刈谷市=が初優勝した。(大津一夫)
実力に応じて、A、B、Cの3クラスに分かれて各6局を対戦。難しい局面になって考え込んだり、勝ちが決まって笑顔になったりして夕方まで熱戦が続いた。
詰め将棋の作家としても知られる植田さんは、「これまでは2位が最高。優勝できてうれしい。きょうは時間がうまく使えたのと、経験を生かして逆転できた場面もあったのがよかった」と笑顔で話した。
参加者の最年少は幸田町荻谷小学校5年生の河合勇樹君。昨年はC級で出場したが、今年は1ランク上のB級で対局。4勝2敗の好成績で同率3位だったが、対戦相手のポイントで惜しくも入賞できなかった。「来年も頑張ります」と元気に話していた。
植田さんを除く入賞は次の皆さん。