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 4月7日【日】

きょう家康行列

岡崎 700人の勇壮な時代絵巻

岡崎の桜まつりのメーン行事「家康行列」がきょう7日、中心街一帯で行われる。甲冑(かっちゅう)を身にまとった武将隊列や豪華で美しい衣装の姫列など約700人が勇壮な時代絵巻を繰り広げる。悪天候が予想されるが、午前10時には実施か中止が判断される。(竹内雅紀)

行列は今年で54回目。郷土の英雄・徳川家康が戦勝祈願をしたと言われる伊賀町の伊賀八幡宮で午後1時から出陣式。30分後に出発して南下し、康生北交差点、籠田公園前、明代橋、名鉄東岡崎駅前などを通って乙川河川敷をゴールとする3.5キロを練り歩く。昨年は桜が満開の中での行列だったが、今年は開花が早かったため散りゆく桜の中での行列となりそう。

隊列は県警音楽隊を先頭に交通少年団、初参加となる安全・安心多文化共生すすめ隊、消防音楽隊、内田康宏市長らが乗車するオープンカーが続く。また、ゆかりのまち提携30周年を記念して岐阜県関ケ原町、神奈川県茅ケ崎市、長野県佐久市が列を形成し、各地のゆるキャラも登場する。

グレート家康公「葵」武将隊はオリジナルメンバーの5人で参加。竹千代・少年武者列後は、於大の方、築山御前、亀姫、千姫、少女隊と女性隊列が続き、岡崎三郎信康、井伊直政、本多忠勝、徳川家康、榊原康政、酒井忠次の各武将隊列が練り歩く。

ゴール地点の乙川河川敷では、午後1時から家康公検定PRイベント、1時45分から火縄銃実演、行列到着後の3時30分ごろから戦国模擬合戦、4時ごろから三河花火の打ち上げが行われる。

心配されるのは天候。主催の岡崎市、岡崎市観光協会によると、暴風雨警報が出ない限りは雨天でも実施する予定という。ただし、雨天時は音楽隊や葵武将隊、ゆかりのまちのゆるキャラ、河川敷での模擬合戦などは中止になる可能性が高い。開催情報は専用電話(0180―99―1133)で確認できる。