東海愛知新聞バックナンバー

 3月30日【土】

桜めで 舟遊びスタート

岡崎市中心部を流れる乙川を観光船で遊覧する「岡崎城下舟遊び」が29日、始まった。乗船者は見ごろを迎えた川沿いの桜を眺めながら、ゆったりとした時間を楽しんでいた。4月8日まで。

コースは殿橋下流の右岸河川敷を発着点とし、吹矢橋手前で折り返す約2.6キロ。乗船時間は約45分間。徳川家康にちなんだ「竹千代丸」と「元康丸」の2艘が運航している。定員は19人で平日は1日14便、土、日曜日は15便。当日券は1,500円(前売り1,200円)。

この日、午前10時の第1便ではグレート家康公「葵」武将隊の稲姫も乗船し、市外の観光客らに岡崎の魅力をアピールしていた。現在、岡崎城下の桜は八分咲きから満開と見ごろ。昨年よりも10日ほど早い。一番乗りの客は「船の上から見る川沿いの桜はとてもきれい。いい時に乗った」と喜んでいた。岡崎城下では27日から夜間照明を行っている。

チケットの前売りは出航日の2日前まで。問い合わせは、乙川観光船実行委員会(090―9194―4629)へ。(竹内雅紀)