岡崎市、市観光協会主催の「五万石藤まつり 第二十回将棋まつり」が4月29日、岡崎公園内の岡崎城二の丸能楽堂と三河武士のやかた家康館前で開かれる。20回目を迎える今回は、特別記念講演や前夜祭も行われる。(竹内雅紀)
招待される棋士は、森内俊之名人、渡辺明竜王、谷川浩司将棋連盟会長(九段)、石田和雄九段、中田章道七段、杉本昌隆七段、勝又清和六段、門倉啓太四段、矢内理絵子女流四段、藤田綾女流初段、室田伊緒女流初段の11人。
能楽堂では森内名人と渡辺竜王のトークショー(午前11時〜)と公開対局(午後2時〜)がある。森内名人は2年連続、渡辺竜王は2年ぶりの出場。16歳でプロ入りした森内名人は名人位通算5期の永世名人(18世)の資格を持ち、15歳でプロデビューの渡辺竜王は初代永世竜王の資格を持つ実力者同士。門倉四段と室田女流初段の新鋭・女流対決や矢内女流四段と藤田女流初段の女流強豪対決もある。
観覧は300人。往復はがきに 1.住所 2.氏名 3.年齢 4. 性別 5. 電話番号―を記入し、〒444-8601、岡崎市役所観光課「将棋公開対局係」へ。参加費1,000円。4月9日必着。トークショーは先着300人で無料。
家康館前の広場では、将棋大会(午前10時〜、先着150人、参加費1,000円)や子ども将棋大会(同、100人、500円)、初心者懸賞詰め将棋(同、50人、無料)、プロ指導対局(10時30分〜、60人、大人1,000円・子どもと女性500円)がある。
また20回記念として、前日の28日午後3時から能楽堂で谷川会長が「将棋を指す子は頭がよくなる」と題した講演を行う。先着300人、無料。また、2年ぶりとなる前夜祭は同日午後6時から岡崎ニューグランドホテルで。定員150人。大人5,000円、中高生2,000円、小学生1,000円。プロ棋士へのインタビューや直筆サインが当たるほか、公開対局の優先席も用意される。申し込みは、現金持参で岡崎市役所西庁舎地下1階の観光課へ。