岡崎の春の風物詩で桜まつりのメーン行事「家康行列」の参加者公開選考会が10日、岡崎市福祉会館で開かれ、武将や姫たちの配役が決まった。主役の徳川家康役には岡崎森林組合代表理事組合長の眞木宏哉さん(70)=宮崎町=が選ばれた。行列は4月7日に行われる。(竹内雅紀)
54回目を迎える今回の行列には個人、団体合わせて143人の枠に257人が応募した。大役を務める眞木さんは「とても光栄。郷土の英雄が残した誇りを忘れず、これまでの歴史に恥じないようにしたい。岡崎の活性化と平成25年度のキックオフ役として気を引き締めたい」と力強く語った。
15人が応募した千姫役には刈谷高校3年の飯島杏奈さん(18)=若松町=、8人が応募した亀姫役には会社員鈴木愛美香さん(24)=宮地町=が選ばれた。千姫、亀姫役の2人は今年から行列前日のレセプションにも出席して、岡崎のPRに務める。
また、外国人枠が撤廃された井伊直政役は東南康生長持ち連の太田隆善さん(58)=康生通東1=に決まった。
徳川家康、千姫、亀姫、井伊直政以外の配役は次の皆さん。