地域や街の活性化、障害者支援を行っている団体が集まり、活動内容を紹介しながら交流する「岡崎まち育てフェスタ」が16日、岡崎市西部地域交流センター(やはぎかん)で開かれた。NPO法人岡崎まち育てセンター・りた(今井敏眞理事長)が主催。昨年に続き2回目で、10団体が活動内容を発表した。(大津一夫)
参加したのは、
各団体の代表が5分間の持ち時間で活動内容を説明。会場の市民との質疑応答もあった。休憩時間には、小学生のダンスチーム「岡崎miso娘」と、ハワイアンを楽しむ会の演奏が披露された。
このほか会場では、県立岡崎商業高校生徒のOKASHOPや、遊休農地を利用して野菜を栽培しているグループなどが商品を販売。団体の運営資金調達のため、補助金制度を紹介するコーナーも設けられた。
また、不用になったものと、必要なものをカードに記入して交換する「ものものバンク」や、ボランティアとして協力できる人を募集する「まちびとバンク」のコーナーもあった。ものものバンクは同まち育てセンターが昨年から実施しているもので、提供側からはプリンターのインク、必要なものでは電気ストーブ、ICレコーダーなどの品目が記入されていた。
会場の人たちからは「名前は聞いたことがあっても、活動内容を初めて知った団体も多かった。こうした人たちと交流できてよかった」「もっと多くの一般市民にも来場してほしかった」などという声が聞かれた。