岡崎市と岡崎商工会議所は26日、徳川家康にゆかりのある静岡、浜松両市と連携して組織する「徳川家康公顕彰400年記念事業推進委員会」の岡崎部会を発足させた。

徳川家康の400回忌に当たる平成27年を3年後に控え、家康にゆかりのある他市との広域連携によって事業を推進し、地域活性化につなげるのが主な目的。来年度からプレ事業を行い、平成27年1月から1年間が本事業になる。

徳川将軍家の菩提寺・大樹寺で行われた発会式には、内田康宏市長や古澤武雄会頭ら関係者約20人が出席した。

内田市長は「徳川家康公の遺徳を広く発信し、誇りを感じながら地域の魅力向上につなげたい。新しい枠組みの中で、市民と一緒に盛り上げていきたい」、古澤会頭は「節目の年に三市が連携して記念事業を行い、観光振興や産業振興につなげたい。ふるさと岡崎を全国に発信するためにも効果的な企画や実施への協力をお願いしたい」と、それぞれあいさつした。

この後、堀田岳成貫主が成功祈願をし、グレート家康公「葵」武将隊らが勝どきを上げて機運を盛り上げた。（竹内雅紀行）