岡崎市とNTTタウンページは19日、「タウンページ&ハローページ」と「おかざき市民便利帳」の合冊版を共同で作り、来年8月に発行することで合意した。この種の取り組みは県内の自治体では岡崎が初めて。(竹内雅紀)
タウンページは生活に必要な店や会社など専門業種を掲載した職業別便利帳、ハローページは相手の名前と住所が分かっている時に五十音順で電話番号を探せる電話帳。おかざき市民便利帳は市が転入者向けに市役所で配布する行政情報冊子。
3つが合冊になることで、やや分厚くなるが、見たい情報が1冊にまとまっていることで利便性が向上するとしている。合冊版はA4判フルカラー、18万5500部を発行する。
19日に市役所で行われた合意書の締結には、内田康宏市長と同社中部営業本部の大木隆営業本部長が出席し、サインした。
市によると、市民便利帳はこれまで年間約6000部発行。合冊にすることで製作予算30万円が削減できる。また、これまでと違い全世帯に周知できるほか、毎年8月に更新するため4月からの組織改正も反映できるようになる。