東海愛知新聞バックナンバー

 11月18日【日】

味と地産地消をPR

きょうまで岡崎中総
「食育フェスタ」にぎわう

岡崎の食文化と地産地消をPRする「食育フェスタ」が17日、岡崎中央総合公園武道館で始まった。会場内には“岡崎の味”の店が並び、親子連れらでにぎわった。昨年まで“食の祭典”として親しまれた「食育メッセ」を引き継ぎ、県食品衛生協会岡崎支部(早川勝博支部長)が主催。東海愛知新聞社など後援。きょう18日まで。(大津一夫)

パン・ケーキ作りの体験コーナーには親子連れが参加。用意された材料をフライパンに流し入れ、焼き上がるとおいしそうに味わっていた。

小学校1年生の女児がケーキ作りを体験するのを見守っていたお母さんは、「地元の食材を求めてやって来ました。思った以上に多彩な食べ物があって、目移りしますね」と話していた。

岡崎商工会議所とタイアップした「うまいもん祭り」も開催。応募のあった飲食店57店舗が参加し、自慢の料理を写真で紹介し、割安で利用できるチケットを販売している。「どれも、おいしそう。家の近くの店を選んでチケットを購入します」という女性もいた。

食育メッセから続く、愛知学泉大学の学生と県立岩津高校生徒が考案したオリジナル弁当も好評で、販売コーナーには開場とともに長い列ができた。

このほか子どもたちのアレルギー対策に取り組む市民団体などが活動を紹介するコーナーもある。

「JAまつり」 も

岡崎中央総合公園では、JAあいち三河主催の「JAまつり」も同時に開催されている。18日まで。

エントランスでは、農産物や苗木、花、ジュース、ジャムなどを販売。お目当ての商品を選ぶ女性らでにぎわった。同農協女性部の会員が大なべで野菜などを煮込み、来場者に振る舞った。

ポン菓子の実演と販売、みたらし団子などのバザー、農機具の展示会、子ども調理体験コーナーもある。

特設ステージのオープニングセレモニーでは、グレート家康公「葵」武将隊の演武、和太鼓の演奏もあった。