岡崎市明大寺町の自然科学研究機構分子科学研究所は20日午前10時から、一般公開「行こう! 分子探しの旅へ」を開く。入場無料。
「身近にありながら隠れた宝物(=分子)を探す冒険」がコンセプト。明大寺キャンパスでは、スーパーコンピューターや極端紫外光研究施設(UVSOR)を公開するほか、野菜からDNAを取り出す実験や光のスピードを測定する実験などがあり、大人から子どもまで楽しめるようになっている。また、岡崎コンファレンスセンターでは教授、准教授の3人による特別講演会がある。
会場内40以上ある展示ブースには電子端末を設置。受付で渡されるラリーカードを端末にかざせばスタンプになる仕組みで、1列(6個)以上そろえば元素周期表がプレゼントされる。
市内の小中学生の自由研究作品を「未来の科学者賞」として表彰するほか、特別企画として、中高生を対象にした超伝導・電磁誘導体験講座(要事前申し込み、定員40人)や午後2時から女性科学者2人と談話できる「資生堂サイエンスカフェ分子研」(同、定員20人)もある。申し込みは、ホームページ(http://www.ims.ac.jp/koukai2012/)から。
問い合わせは、同機構岡崎統合事務センター総務課(55―7000)へ。(竹内雅紀)