東海愛知新聞バックナンバー

 8月24日【金】
岡崎商議所120周年事業

■「こみゅぱ」に異業種の40人

若手社員が交流

岡崎商工会議所大ホールで22日、異業種の若手社員交流会「こみゅぱ」が開かれた。同商議所創立120周年記念事業の1つで、初めての企画。市内の事業所から20〜30代の社員約40人が出席。笑顔でコミュニケーションの取り方を学んだ。(大津一夫)

■心を開いて聞く

「こみゅぱ」は「コミュニケーション能力UPパーティー」の略。「こころ元気研究所」を主宰する鎌田敏さんが、「簡単コミュニケーションUP術」について講演した。

鎌田さんは「コミュニケーションは会話のキャッチボール。心を開き、相手の話をよく聞きましょう」と呼び掛け、「笑顔で接し、『ありがとう』という言葉も大切」と強調した。

さらに、初対面の相手とコミュニケーションを取る上手な方法を実践。テーブルの周囲で名刺を交換し、お互いの共通点を見つけたり、相手の話を笑顔で聞いたりした。

講演のあと3つのグループに分かれ、軽食を楽しみ仕事の内容を話し合った。

美容師の女性(23)は「ふだんは、お客さま対従業員という関係しかないので、同年代の人と話し合えてとても新鮮でおもしろかった。共通の話題ですぐに友達になりました」と話していた。

同商議所では「きょう体験したことを、会社内で生かしてほしい」と期待していた。

■9月27日も開催

「こみゅぱ」は9月27日も開かれる。参加費は1人1,000円。申し込みは同商議所(53―6161)へ。