岡崎市中心部を流れる伊賀川で26日、伊賀川を美しくする会(川上幸男会長)が主催する「川まつり」が開かれた。
伊賀八幡宮で記念式典が行われた後、日陰橋〜竜城橋までの6会場と、清水橋周辺の計7会場で合わせて約2万5,000匹の金魚が放流された。
子どもからお年寄りまで約900人が参加。伊賀八幡宮隣の神橋では、同市葵中学校の生徒らが協力して金魚を放流した。川岸で待っていた子どもたちは、金魚が放流されたのを見ると網やバケツを手に、1匹でも多くつかまえようと川に入った。
子どもたちは身をかがめて川の中をのぞき込み、うまく網で金魚をすくうと「捕まえた」と歓声を上げ、「ほら、見て」と保護者に網を掲げて見せた。金魚以外にもカメやカエル、ザリガニなど、川にすむ生き物と触れ合う姿が見られた。
川まつりは昭和49年から開かれており、今年で39回目。(大山智也)