東海愛知新聞バックナンバー

 7月26日【木】

■ロンドン五輪 あす開幕

岡崎出身・在住4人 期待担って出場

ロンドン五輪が27日に開幕する。夏季大会は30回目。日本代表に岡崎市出身・在住者が4人選ばれており、8月12日までの17日間にわたる4年に1度のスポーツの祭典を、地元選手の応援で楽しめそうだ。日本とロンドンの時差は通常9時間だが、夏時間(サマータイム)を採用しているため8時間。

陸上競技には、中京大の男女3人が出場する。男子400メートル障害の中村明彦(21)、棒高跳びの山本聖途(20)、女子400メートルリレーの市川華菜(21)の3選手。いずれも岡崎城西高の卒業生だ。

出身は中村、山本両選手が岡崎市、市川選手は豊田市。予選のスタート時刻は、中村選手が8月3日午前11時15分(日本時間午後7時15分)、山本選手は8日午前10時(午後6時)、市川選手は9日午後8時20分(翌10日午前4時20分)の予定。

アーチェリーの蟹江美貴選手(23)=ミキハウス=も岡崎市出身。愛産大三河高時代には団体で高校総体優勝するなどの実績がある。五輪では個人と団体に出場する予定。個人は開幕日の7月27日午後1時(午後9時)、団体は29日午前9時(午後5時)に競技開始。

また、西尾市内に練習拠点を置くバレーボール女子の井上香織選手(29)=デンソー=は兵庫県出身だが、現在は岡崎市在住。バレーボール女子は28日午前9時30分(午後5時30分)に予選リーグ(初戦はアルジェリア)が始まる。

また、同市在住の野骼qさん(68)は日本人唯一の卓球審判員、同市出身で西尾市在住の後藤勤さん(38)は陸上競技日本チームの専任トレーナーとして、選手のコンディション調整を担う。(竹内雅紀)