東海愛知新聞バックナンバー

 7月24日【火】

■民間協力者に感謝状

岡崎医療刑務所 2社と4人に伝達
「功績に敬意、今後も貢献を」

岡崎市上地4にある岡崎医療刑務所で23日、同刑務所の民間協力功労者に対する感謝状の伝達式が行われた。

東海ポリエチ工業所(岐阜県羽島市)と花徳(岡崎市庄司田1)に法務大臣感謝状、栗山佐代子さん(67)、大川英子さん(80)、近藤和子さん(54)、恒見佳代子さん(55)の4人に岡崎医療刑務所長感謝状が贈られた。東海ポリエチ工業所は都合で欠席した。

感謝状を伝達した松田聖士所長は「皆さんの功績に敬意を表します。普段のご協力は欠かせない活動です。より一層のご貢献をお願いします」と謝辞を述べた。

平成13年から毎月の誕生会に花飾りを寄付している花徳の加藤雄一郎社長(40)は「会社名での表彰はうれしい。店の従業員が毎月季節感を出せるように考えている。少しでも役に立っているのであればありがたい」と話した。

花徳以外の功労者の概要は次の通り。

  • 東海ポリエチ工業所=昭和63(1988)年から24年間、受刑者に金魚袋製作の作業提供
  • 栗山さん=篤志面接委員として、受刑者への講話や茶道クラブの指導
  • 大川さん=篤志面接委員として、各地域の協議会や研修会などに参加
  • 近藤さん=音楽クラブの指導を通して、受刑者の心情安定に寄与
  • 恒見さん=運動クラブの指導を通して、受刑者体力維持に貢献

(竹内雅紀)