東海愛知新聞バックナンバー

 7月22日【日】

■2日間で14事業判定

幸田 町政可視化へ今年も仕分け

幸田町は21日、町中央公民館で事業仕分けを行った。町政の可視化と、町民・外部視点での事業の評価・見直しを目的に、2度目の開催。きょう22日まで行われ、計14事業を判定する。(横田沙貴)

コーディネーターとして、滋賀大学教授の石井良一さんを招き、1事業約40分で判定する。

7人の仕分け人や、町民から選ばれた判定人は担当課の職員から説明を受け、疑問点などを次々と質問。判定人は「不要・民営化」「国・県・広域で実施」「抜本的見直し」「現行通り、拡充」「内容・規模見直し」「民間委託化、民間委託の拡充」の6段階で判定した。

町内にある「住民広場」と「ちびっ子広場」の設置・整備では「内容・規模見直し」。地区により利用者がない広場や、町が借用している場所があり、仕分け人の1人は「今後は効率的な統廃合を」と提言した。

この日はほかに、児童館管理運営や雇用対策、本光寺関連の文化財調査などの7事業について話し合われた。聴講席は満席になり、町民らの関心の高さがうかがえた。

きょう22日午前9時からは、新エネルギーシステム等設置費補助事業や町シルバー人材センター運営事業補助金、歯周病検診委託料など7事業について判定する。