岡崎市の観光PRを行うグレート家康公「葵」武将隊が9月15日、市せきれいホールで初めての演劇舞台公演「ROAD〜この命徳川のために」を行う。岡崎のことをより多くの人にPRしようと、脚本や演出は武将隊自身で考案。「お祭りのようなイベントにしたいので、たくさんの人の来場をお待ちしています」と呼び掛けている。(竹内雅紀)
当日は2部構成。第1部の演劇では、家康が苦しんだと言われている三河一向一揆をテーマにした内容。三河武士の結束力を強め、「堪忍」の基礎となった一大勢力との抗争をシリアスに演じながら、現代と戦国乱世の文化の差を表現。脚本は酒井忠次、演出は徳川家康が担当する。
第2部は演武とふれあいタイム。堪忍をどりやサイン入りグッズの抽選会などがある。家康役の小澤寛さんは「全国にはいろいろな武将隊がいるが、岡崎の武将隊は違うぞ、というのを知らしめたい。市民を巻き込んだイベントにして何とか成功させたい」と意気込んでいる。
1日2回公演。昼の部は午後1時30分から、夜の部は同6時から。全席指定。S席は2,500円、A席は2,000円。定員は各回500人。今後、演劇エキストラの募集も予定している。
チケットの発売は7月1日午前10時から。せきれいホール、市民会館、竜美丘会館、岡崎公園、チケットぴあで販売する。問い合わせは、三河武士のやかた家康館(24―2204)へ。