県立岡崎商業高校の生徒が経営する岡崎市康生通東2のモデル店舗「OKASHOP」で2日、商品の販売実習を通して3年生がビジネスマナーなどを学ぶ課題研究「チャレンジショップ講座」が始まった。講座を選択した3年生40人が来年1月上旬まで、国際ビジネス科、情報処理科、情報会計科、総合ビジネス科でそれぞれ設けたテーマに合った商品を仕入れ、売り上げを競う。(今井亮)
各科10万円の資本金を元手に、店舗立地の客層などを考慮してテーマを設定し、インターネットなどから選んだ商品を仕入れた。初日は4科の生徒がそろって店頭に立ち、道行く人を呼び込んだ。
総合ビジネス科のテーマは「変わったお菓子」。近隣ではあまり見かけない菓子類に着目し、辛口のスナック菓子をはじめ、沖縄県の土産としてインターネットで紹介されていた、ココアや抹茶パウダーがまぶされた黒糖など12種類をそろえた。同科の小田知春さん(17)は「仕入れた商品を完売することが目標です」と意気込んでいた。
講座による商品の販売は月曜日を国際ビジネス科、火曜日を情報処理科、水曜日を情報会計科、金曜日を総合ビジネス科が担当。営業時間はいずれも午後1時30分から3時30分まで。