東海愛知新聞バックナンバー

 5月12日【土】

■岡崎の欧州建材チーム 大賞に輝く

国内最大級庭園イベント
「第14回国際バラとガーデニングショウ」
3度目で念願かなう

庭園資材などの輸入販売業欧州建材(本社岡崎市細川町、鈴木研一郎代表)は11日、国内最大級の庭園イベント「第14回国際バラとガーデニングショウ」(埼玉・西武ドーム)に出品し、ガーデン部門の大賞を受賞した。関係者は「多くの人に会社のことを知ってもらうために2年前から出品した。念願がかなってうれしい」と喜んでいる。

コンテストはバラの鉢植え、切り花、ハンギングバスケット、ガーデンの4部門。ガーデン部門には約180点が出品された。鈴木さんは、豊川、豊田、西尾市の造園業者男女5人とチームを組み、「おばあちゃんが大好きだった庭」をテーマにして24平方メートルの英国風庭園を作った。

石材やアンティーク、ウッドフェンスなどは全て英国製。石垣はセメントを使わない英国伝統の石積みを採用し、バラなど鮮やかな花々をあしらった。

6人は英国で一般家庭の庭を見学した経験がある。男性陣が得意とする立体感創出と、女性陣がたけている色彩感覚を融合した傑作となり、昨年の優秀賞を上回った。国土交通大臣賞と賞金300万円が贈られた。イベントは20日まで。16日は休み。(竹内雅紀)