東海愛知新聞バックナンバー

 5月10日【木】

■東岡崎駅周辺 にぎわい取り戻そう

萬徳寺駐車場で13日音楽イベント
商店街組合が企画

名鉄東岡崎駅周辺にかつてのにぎわいを取り戻そうと、岡崎明大寺商店街振興組合(鈴木雅美理事長)が13日の正午から午後6時まで、明大寺本町の萬徳寺駐車場でアマチュアミュージシャンによる音楽イベント「ひがおかRevive(リヴァイヴ)」を開く。企画の中心を担う同組合副理事長の堺康裕さん(43)は「いろんな人に参加してもらい、今できる『にぎわいづくり』を拡大していきたい」と意気込んでいる。(今井亮)

堺さんによると、約20年前まで同駅周辺にあふれていた路上ライブの光景も、規制強化に伴い現在では見られなくなり、商店街の店は減少傾向にある。

そこで「人々が行き交うあの頃のにぎわいを取り戻そう」と、企業などの後援を募って「駅前奪取計画」と名付けたプロジェクトを立ち上げ、第1弾となる「ひがおかRevive」を企画。「Revive」には「再び心震わせる」という意味を込めた。

■バンドが9組 さくらHRも

当日はフォークやポップスの市内外のアマチュアミュージシャン9組が出演し、1組30分でオリジナル曲を演奏する。また、ご当地アイドルグループ「さくらHR(ホームルーム)」が出演するほか、メンバーが接客するカフェも出店する。

堺さんはイベントの継続的な開催を思案中。「一過性ではなく、食べ歩きの『バル』との同時開催など、開催ごとに会場数が増えていき、駅の周辺地域に根付いていくイベントに成長させたい」と話している。