硬式少年野球ボーイズリーグの強豪・岡崎葵ボーイズがこのほど、東京で行われた第42回春季全国大会小学生の部で優勝し、大会史上初めての3連覇を達成した。16日に選手らが岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に優勝の報告をした。(竹内雅紀)
大会は3月下旬に22チームが参加してトーナメント方式で実施。4試合を勝ち抜いた葵ボーイズは決勝で和歌山県の御坊ジュニアタイガースと対戦。自慢の強力打線が爆発し、7―0(4回コールド)で圧勝した。昨年は夏の日本選手権、アンダーアーマー杯も制したため、同一年度で全国大会3冠の偉業を成し遂げた。
高村治代表(62)は「打力、走力がずば抜けており、10年に1度のチームと言ってもいいほど強い。選手たちは土、日曜日の練習以外でも各自でトレーニングを積んでおり、その結果が出た」と評価している。
優勝報告に訪れたのは、神谷遼(北中)、徳永晟久(六ツ美中)、森本空(竜南中)、金沢醇至(葵中)の4選手。大会当時は小学6年生だったが、4月から中学生になった。
柴田市長は「決勝でのコールドゲームは素晴らしい。おめでとう。これからも野球を頑張ってください」とたたえた。
決勝で4番を務めた徳永君は「3連覇はうれしい。苦しい時はみんなで声を出して助け合った」と大会を振り返って喜んだ。