東海愛知新聞バックナンバー

 1月22日【日】
表彰式や読み聞かせ

■岡崎で初 あいち環境絵本まつり

創作絵本で環境について学ぼうという県と岡崎市共催の「あいち環境絵本まつり」が21日、同市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれた。市内では初めての開催で、親子らが絵本の読み聞かせや工作などを楽しんだ。(大津一夫)

このイベントのために県は、環境をテーマにしたオリジナル絵本を公募。一般の部117点、子どもの部24点の合わせて141点の応募があり、大賞各1点など12点が入賞した。

りぶらホールで表彰式が開かれたあと、ブースに分かれて応募作品の展示や折り紙、紙芝居の披露などがあった。

会議室では、県内を中心にした東海子どもの本ネットワーク(近藤洋子世話人)の会員が、これまでに入賞した環境絵本の読み聞かせを行った。カラフルな絵が描かれた本を手に、会員が朗読を始めると、お母さんと一緒に訪れた幼児が静かに聞き入っていた。

同ネットワークでは年間100カ所以上の幼稚園、保育園、図書館で読み聞かせを行っており、世話人の近藤さんは「子どもたちに直接環境保全を訴えるものではなく、身近な話題を取り上げながら環境について興味を深める内容の本を選んでいます」と話していた。

このイベントは平成17年の愛知万博で、環境に関する絵本の読み聞かせが好評だったため、19年度から開催。毎年、尾張、西三河、東三河の3地区を巡回し、各自治体で開いている。

■エコマンダーと一緒に環境学習 きょう・りぶら

岡崎市図書館交流プラザで22日、「わくわく! エコマンダーパークatりぶら」が開かれる。午前10時〜午後4時。入場無料。

5人の未来環境創造戦士エコマンダーが登場。牛乳パックを使った工作や、塗り絵、節電について学ぶカードゲームなどで環境について学ぶ。


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