岡崎市議会は14日、議会運営委員会理事会を開き、ゆうあい21と日本一愛知の会 岡崎が提出した定数(40)を4減して36にする議員定数条例改正案について、各会派から意見を聴取した。理事会に出席した5会派の意見は一致せず、12月定例会への提出は見送られるが、今後は議会運営委員会で議論していくことでまとまった。
改正案は議会改革と議会活性化を図る目的で提出された。最大会派の自民清風会は議論を重ねることを強調。公明党は適正とし、自民絆の会は4人削減よりも議員報酬の1割カットを主張した。提出したゆうあい21と日本一愛知の会 岡崎は、ともに経費削減につながると説明した。なお、共産党は「削減よりも前にやるべきことがある」との見解を示している。
市議会の定数は平成12年10月の選挙から40。平成18年の旧額田町との合併で、在任特例が適用され議員数は46人になったが、平成20年10月の選挙で特例が解除され、40人に戻った。