岡崎城のすす払いは昭和34(1959)年の天守閣再建以来続く恒例行事。同公園を運営・管理する岡崎パブリックサービスの職員5人と4月に結成され、同公園を拠点に活動するグレート家康公「葵」武将隊の5人が1年間たまったほこりを落とした。
背中に「岡崎公園」と入った法被を着た職員と甲冑(かっちゅう)姿の武将隊は、オカメザサを巻き付けた長さ2〜3メートルの竹竿を壁面や軒下に伸ばして、丁寧にすすを払っていった。“居城”の迎春準備をする武将隊の姿を撮影する観光客もいた。
また、公園入り口の大手門には、高さ約3メートルの門松が2基登場。職員8人とすす払いを終えた武将隊が、地元で採ったマツやタケ、ウメ、葉ボタン、クマザサ、センリョウ、ナンテンなどの縁起物を飾り付けていった。
岡崎城は28日まで営業。元日から営業を再開する。