自然科学研究機構生理学研究所(岡田泰伸所長)は11月5日、岡崎市明大寺の岡崎コンファレンスセンターと同研究所山手キャンパスで研究所の一般公開を行う。入場無料。(竹内雅紀)
テーマは「見て聞いて感じてみよう! 心と体の不思議」。全28研究室が研究内容を紹介するほか、宇宙飛行士向井千秋さんの夫でエッセイストの向井万起男さんの基調講演、昨年秋に名古屋市で行われたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)で活躍した環境経済学者の香坂玲さんらによるシンポジウムもある。
研究室公開は、脳波を使った嘘(うそ)発見器の実演や筋肉の動きを光や音で知らせるマッスルセンサーの工作体験教室、ネズミの受精卵操作、脳内神経回路活性化観察など盛りだくさん。マッスルセンサーと脳内神経回路は要予約。いずれもホームページ(http://www.nips.ac.jp/open/)から申し込みが可能で、締め切りはそれぞれ20日と24日。
また、アンケートに答えた先着2000人には、脳や体の中を立体的にのぞける生理研オリジナル3D画像と3D玩具がプレゼントされる。
午前9時30分〜午後5時。問い合わせは、同研究所(55―7722)へ。