東海愛知新聞バックナンバー

 9月28日【水】

■菜園付き宿泊施設 来年4月オープン

西尾市佐久島
年間賃貸料48万円

西尾市は来年4月、三河湾に浮かぶ佐久島に菜園付きの賃貸宿泊施設「西尾市佐久島クラインガルテン」をオープンさせる。クラインガルテンは、ドイツ語で宿泊型農業体験施設のこと。過疎化や高齢化によって増える遊休農地の有効活用や交流人口の増加を狙いとしている。(竹内雅紀)

■2月の完成後入居者を募集

施設は昨年10月に着工。約7,500平方メートルの敷地に、10区画(1区画約260平方メートル)の宿泊施設と管理棟、多目的広場などがある。

ラウベと呼ばれる宿泊施設は、ロフト付きの木造2階建て。約70平方メートルの菜園があり、1区画の年間利用料は48万円で、水道光熱費などは入居者負担。最長で5年間契約できる。

総事業費約3億3,000万円。現在の進捗(しんちょく)率は約78%。来年2月には完成予定で、入居募集も同時期に始める。

■来月に見学会

同市は10月28〜30日に現地で施設見学会を実施。同月3日から参加者を募る。3日間とも集合は佐久島西渡船場に午後2時10分。申し込みは、佐久島振興課(0563―72―9607)へ。


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