秋の交通安全運動がきょう21日から、全国で一斉に始まる。秋は行楽やスポーツなどで人や車の動きが活発になる。また、日没時間が早くなり、交通事故が多発する傾向にある。30日まで警察や自治体、地域住民が協力し、交通事故の防止を図る。(横田沙貴)
重点事項は、
―の4点。
岡崎署管内(岡崎市、幸田町)では19日現在、交通事故死者は10人(前年同期比2人増)で県内ワースト2。愛知県は152人(同8人増)で全国ワースト2となっている。
また、人身事故発生件数は1,771件(同16件減)と減少しているが、軽傷者が2,136人(同52人増)と増加している。
同署交通課は「岡崎は交通量が多く、昼間も事故が多発している。高齢者のドライバーの事故も多いので、どの時間帯でも細心の注意を払って思いやり運転を心掛けてほしい」と注意を呼び掛けている。
運動に合わせ、同署と岡崎市役所には、今年上半期の交通事故発生状況を示した地図を掲示している。横断中が円、出会頭が三角形、車両単独が四角形、死亡は赤、重傷は黄色―というように細かく分類。「行けるかな 渡れそうでも 待つ勇気」「運転の マナーが光る 早めのライト」とスローガンも書かれ、市民に交通安全を訴えている。
期間中の同署管内の主な行事は次の通り。