東海愛知新聞バックナンバー

 9月11日【日】

■創意くふう展 市長賞に中西君ら

岡崎市内小中学生
「防災・節電」にアイデア

岡崎市少年少女発明クラブ岡崎商工会議所主催の「第29回岡崎創意くふう展」が10日、同商議所で開かれた。小中学生から出品された33点を展示。審査の結果、10点の入賞が決まった。今年は防災、節電などをテーマにした作品が目立った。(大津一夫)

市長賞に選ばれた上地小学校6年・中西駿君の「手動発電機」は、ひもを引いてモーターを動かすとLEDの電球が点灯。脇に取り付けたCDが回ってひもを巻き取り、さらにひもを引くと今度はモーターが逆回転して、電流の流れが逆になることがLEDの点灯で分かる仕組み。

中西君は、「モーターに力を伝えるギアの取り付けが難しかった」と話した。

このほかペットボトルを使った羽根が回転することで発電する「風力発電実験機」や、木の箱を組み合わせた「エコな手動送風機」などもあった。

審査で選ばれた市長賞など10点は、10月29、30の両日、名古屋市内で開かれる「あいち少年少女創意くふう展」に出品される。

■ものづくりの楽しさ伝えて

表彰式で市少年少女発明クラブの浅井貞男会長は、「創意くふう展は将来を担う人材の育成が目的です。ものづくりは楽しいということを友だちに伝えて、来年も頑張ってください」と訴えた。

中西君を除く入賞は次の皆さん。


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