岡崎市上地小学校は5日、日ごろの英語活動の成果を披露する英語スピーチフェスティバルを開いた。
岡崎の小学校では今年4月から5、6年生に週1時間の英語授業が必須になったが、教育委員会では以前から英語教育を重視。平成20年に上地小学校など8校を英語活動パイロット校に指定して今年度の実施に備えた。
指定後、同校は家庭と地域にも呼び掛けて「エンジョイ イングリッシュ エリア」をテーマに、国際理解やコミュニケーション能力の育成を図ってきた。
PTA絵本クラブによる英語の絵本の読み聞かせ、外国人との文通やメールの交換、留学生を招いた国際理解教室の開催などの活動を行っている。スピーチフェスティバルもその一環で、6年生4学級から選ばれた16人が5、6年生272人の前でパフォーマンスを繰り広げた。
制限時間は約20秒。名前や年齢を紹介したあと、好きなこと、嫌いなことなどを大きなジェスチャーと豊かな表情でアピールした。
外国語指導助手(ALT)のマクロフリン・クリストファ先生が「発音が正確でジェスチャーも大きく、楽しそうにスピーチできて良かった。審査で2人を選ぶのは難しく悩みます」と講評した。