東海愛知新聞バックナンバー

 7月6日【水】

■英語活動の成果を披露

岡崎市上地小6年生 16人がスピーチ
審査は外国人指導助手ら

岡崎市上地小学校は5日、日ごろの英語活動の成果を披露する英語スピーチフェスティバルを開いた。

岡崎の小学校では今年4月から5、6年生に週1時間の英語授業が必須になったが、教育委員会では以前から英語教育を重視。平成20年に上地小学校など8校を英語活動パイロット校に指定して今年度の実施に備えた。

指定後、同校は家庭と地域にも呼び掛けて「エンジョイ イングリッシュ エリア」をテーマに、国際理解やコミュニケーション能力の育成を図ってきた。

PTA絵本クラブによる英語の絵本の読み聞かせ、外国人との文通やメールの交換、留学生を招いた国際理解教室の開催などの活動を行っている。スピーチフェスティバルもその一環で、6年生4学級から選ばれた16人が5、6年生272人の前でパフォーマンスを繰り広げた。

制限時間は約20秒。名前や年齢を紹介したあと、好きなこと、嫌いなことなどを大きなジェスチャーと豊かな表情でアピールした。

外国語指導助手(ALT)のマクロフリン・クリストファ先生が「発音が正確でジェスチャーも大きく、楽しそうにスピーチできて良かった。審査で2人を選ぶのは難しく悩みます」と講評した。

児童が進学する竜南中学校の杉浦小百合教諭と福岡中学校の中村科世教諭も審査に参加した。(岩月健)


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