東海愛知新聞バックナンバー

 6月21日【火】
青空クリエイターズフェスタ

■来年から規模拡大へ

岡崎市長に実行委員が実績報告
出店、来場者が増加

岡崎市の中心市街地にある籠田公園で毎年、母の日に開かれている手作り品の市場「青空クリエイターズフェスタ」の実行委員らが20日、同市役所を訪れ、今年を含め過去3回の同フェスタの実績を、柴田紘一市長に報告した。(今井亮)

フェスタは、同公園から広がるにぎわいづくりを目的に、平成21年5月10日に第1回を開催した。市内を中心とした作家が木工、竹細工、裁縫といった手作り作品を販売するほか、こだわりの料理やデザートが提供されている。

実行委員会によると、37店が出店した第1回は2000人が来場。出店した作家の口コミをはじめ、実行委員の出店スカウト、インターネットによる出店募集などが成果を上げ、昨年の第2回(5月9日)は倍以上の80店が出店、来場者も5000人に増加した。

今年の5月8日に開いた第3回の出店数は120店を突破。来場者も8000人に上り、実績を伸ばしている。

市役所では、実行委員の服飾店員天野めぐみさん(49)とデザイン会社代表塩見晶さん(40)、フェスタに全面協力するNPO岡崎都心再生協議会理事長の白井宏幸さん(52)が報告。出店数が公園の広さの限界に達していることから、来年からは公園周辺の商店街に会場を拡大したい意向を話した。

天野さんは「出店した作家も作品が売れることで喜びを実感できるイベント。会場を拡大して商店街との連携を深めたい」、塩見さんは「来場者に喜んでもらえるイベントを商店街に広げたい。イベント自体が“ものづくり”です」と話していた。


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