岡崎市と岡崎さつき愛好会(織田博会長)主催の「さつき展」が21日、岡崎中央総合公園多目的広場駐車場で始まった。会員のうち約40人が、丹精込めて育てた100種類200点を出品。見事に咲いた花や、優雅な枝振りの鉢植えなどが並び、即売もある。東海愛知新聞社など後援。(大津一夫)
会員によると、今年は寒さが続いたもののゴールデンウイーク後から気温が上昇し、展示会に合わせて開花したという。白やピンクの花を咲かせたものや、樹齢が100年近いという鉢植えもあり、訪れたファンが足を止めて観賞していた。
会場では即売会も開かれ、ファンが展示された鉢植えを1つ1つ見ながら品定めをしていた。
中島町から来た夫婦は「庭でサツキを育てているので、毎年この展示会で鉢植えを購入して増やしています。今年もよく咲いていますね」と仲良く会場を回っていた。
この日は審査が行われ、同会の役員らが全体の形や枝振りや花の咲き具合などをチェックした。
同展は27日まで。29日から6月5日までは三河皐月会の「さつき展」が開かれる。