岡崎市主催の「ジャズ出前コンサート」が17日、同市六ツ美中部小学校で開かれ、全校児童や保護者約350人が、プロのミュージシャンによる生のジャズ演奏を楽しんだ。出前コンサートはきょう18日も宮崎小学校で開かれる。(今井亮)
ジャズ関連事業を行う同市図書館交流プラザ(りぶら)が、小中学生にジャズに親しんでもらおうと毎年、さまざまなミュージシャンを招き、市内の小中学校で開催している。
今年は、名古屋市を拠点に活動するピアニストの納谷嘉彦さん率いる「納谷嘉彦トリオwith板谷薫」。
メンバーは、ドラムスがマーク・テイラーさん、ベースが俵山昌之さん。テイラーさんは、ジャズの名門レーベル「ブルーノート」から発表したアルバムがグラミー賞にノミネートされ、「秋吉敏子トリオ」で活躍。俵山さんは、渡辺貞夫さんや日野皓正さんら数々のミュージシャンとの共演経験を持つ。
トリオはジャズの定番「A列車で行こう」でオープニングを飾った後、納谷さんが各パートと楽器を紹介。ボーカリストの板谷薫さんが加わり、「アメージング・グレース」などを披露したほか、児童がリコーダーでトリオと“セッション”した。