岡崎市の東康生商店街まちづくりの会(小野修平会長)は12日、東海愛知新聞社を通じ、東日本大震災被災地への義援金37万4,693円を日赤愛知県支部岡崎市地区に寄託。小野会長と同会商業再開発部会長・羽矢一正さんらが本社を訪れ、長坂和男社長に手渡した。
同会は岡崎の桜まつりメーン行事「家康行列」があった10日、東康生地区の4カ所で特産品などを展示即売するイベントを開催。募金箱に集まった35万1,913円と、同地区の商店の女性で組織する東康生レディース会(松井まつよ会長)からの義援金2万2,780円を合わせて寄付した。
会場には「頑張れ東日本!!」と書かれた横断幕が掲げられ、本社が創刊65周年を機に作ったマスコット「てんかくん」もプリントされて一役買った。観光客に義援金の協力とメッセージの記入を呼び掛けたところ、「日本中の人が応援しています」「1日も早く平常の生活ができますように」などと激励の言葉が書かれた。
同市庄司田1の生花店「花徳」からは生花300本が提供され、義援金に協力した人たちにプレゼントされた。
同会では「市外からの観光客が目立ち、にぎやかでした。メッセージを書いてくれたネパール人もいて、多くの善意に感謝しています」と話した。