岡崎市内の66小中学校が東日本大震災の義援金1,763万3,815円を集めた。全校を代表して小豆坂小学校と竜海中学校の児童生徒4人が25日、市役所を訪れ、同市に寄託した。
各校では13日から23日まで、生徒会の生徒や児童をはじめ、保護者、教員が募金箱を置いたり、呼び掛けたりして募金活動を実施した。
市役所では児童生徒が募金活動を報告し、柴田紘一市長に目録を手渡した。寄託を受けて、同市では義援金の分配委員会を立ち上げ、被災した宮城、福島、岩手の3県への分配額を決める。
小豆坂小5年の大木千名津さん(11)は「被災者の力になりたいと思って集めた義援金です。この思いはきっと被災地の皆さんに届くと思います」と話していた。(今井亮)