岡崎の桜まつりを勇壮な時代絵巻で彩る「家康行列」の公開選考会が13日、岡崎市福祉会館で行われ、行列の配役が決まった。行列の“顔”となる徳川家康役には、同市六ツ美商工会の市川文勇さん（５７）＝同市中島西町＝が選ばれた。（今井亮）
募集258人に対し、430人の応募があった。
市川文勇さんは「他の役の皆さんと一緒に家康行列を盛り上げたい。この不景気を吹き飛ばすような勢いで頑張ります」と抱負を語った。
最多応募（19人）の千姫役は服部愛さん（１９）＝同市上地3、千姫に次ぐ応募（16人）があった竹千代役は広幡小学校4年の仁井本昇也君（１０）が射止めた。仁井本君は昨年の“家康公検定”で最年少合格者の1人。徳川四天王の1人で、外国人枠の井伊直政役は、りぶら国際交流センターのラファル・クマシュカさん（２６）＝同市若松町。
徳川家康、千姫、竹千代、井伊直政を除く主役級の配役は次の皆さん。