県西三河農林水産事務所は11日、県内で発生した鳥インフルエンザの終息宣言を受けて、西三河地方の市役所や駅などで、風評被害の防止と鶏卵・肉の消費拡大をアピールした。
岡崎市では、県職員3人がイオンモール岡崎や市役所、JR岡崎駅で、東三河産の6個入り1パックの生卵210パックと、チラシ560枚を配布。生卵などを配りながら、「終息宣言が出されました。安心して卵を召し上がってください」と市民らに呼び掛けた。
豊橋、新城両市で発生した高病原性鳥インフルエンザで、県は10日、対象の農場に対する鶏の殺処分と防疫措置が完了したとして、移動制限を解除し、終息を宣言した。これを受けて、岡崎市は同日、防疫対策本部を解散した。(今井亮)