岡崎市南公園に5日、雪山が登場。子どもたちは遠方から届いた大量の雪を楽しんだ。
この日早朝、同市ゆかりのまちの岐阜県関ケ原町から約50トンの雪が届き、園内の交通広場には大小3つの山が設けられた。高さ約1.5メートル、全長約10メートルの急造ゲレンデには、多くの子どもや家族連れがそり滑りを満喫した。
雪の受け入れ式で、柴田紘一市長が「関ケ原町には心から感謝している。雪を楽しんでください」、淺井健太郎町長は「今年も大雪でいい雪質です。けがのないように仲良く遊び、いい思い出にしてください」とあいさつした。付近の市若松保育園児が「たくさんの雪で遊ぶことができてうれしいです。ありがとうございました」とお礼を述べた。
初めて訪れたという同市柱町の藤原結女乃ちゃん(4)は「すごく楽しい。おじいちゃんとおばあちゃんのところみたい」と喜び、祖父母がいる関ケ原町の景色と重ね合わせていた。
雪山コーナーはきょう6日午後3時まで。雪玉当てゲームやお汁粉のサービス(午前11時〜)などもある。
同公園には平成19年から毎年この時期に雪がプレゼントされている。(竹内雅紀)