岡崎市内の伝統工芸品などを紹介する「第10回カルチャーフェスティバルin岡崎」が29日、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で始まった。同店や東海愛知新聞社などで構成する同フェスティバル実行委員会主催。2月6日まで。(今井亮)
3階では、市内の職人で作る「おかざき匠(たくみ)の会」の各会員が新作23点を展示。雛(ひな)人形や食べるラー油をはじめ、三河木綿の手織りランチョンマット、縦型のペンケースなど、職人技とアイデアが光る作品が並ぶ。
会場では来場者に、購買意欲をかき立てる作品を選んでもらうアンケートを実施し、記念品をプレゼント。展示品はその場での購入申し込みも受け付けている。会員による実演とワークショップもあり、きょう30日と2月5、6の両日も開かれる。
「いけばな展示会」(同階イオンホール)には華道家元池坊、華道家元五景花栄心、華道峰心流、雅楓流、古流松濤会、草月流の6流派が出品した。会期は2月1日までの前期と3日から6日までの後期。
1階セントラルコートではこの日、ダンスやよさこい踊りなどが披露された。30日、2月5、6の両日は、民謡、舞踊、表千家茶道、煎(せん)茶道などが予定されている。同フェスティバルは午前10時から午後5時まで。いずれも入場無料。