東海愛知新聞創刊65周年を記念して募集したマスコットキャラクターの愛称が、「てんかくん」に決まった。当選した岡崎市日名中町、市橋照美さん(56)に長坂和男社長から賞金5万円が贈られた。
愛称募集には、市内外から174通のはがきと、小中学生から2475点の応募があった。
「てんかくん」には18点の応募があり、抽選で市橋さんが決まった。愛称にはこのほか、「まめ康くん」「あおいちゃん」「千代丸くん」などに多数の応募があった。
市橋さんは「募集の記事を見て、半日ほど考えました。キャラクターには少年らしいかわいらしさの中に、やがて天下泰平の時代をつくるという決意を秘めた凛々(りり)しさを感じます。『これしかない』と思いました」と話した。
愛称の選定と受賞式には、キャラクターを描いた漫画家のいしはらいずみさんも参加した。
いしはらさんは「いい名前が付いたと思います。ひらがなの発音もいい。多くの人に親しんでもらえたら」と期待している。
市橋さんを除き、「てんかくん」と応募したのは次の皆さん。