岡崎市恵田小学校南の落ち葉スキー場が12日開場し、交流している同校と県立岡崎聾学校の児童が、不用になったサラダ油を塗ったスキー板やそりで、松葉を敷いたコースを勢い良く滑った。
今月初旬に保護者らが整備した上級コース(長さ約45メートル)、中級コース(同約40メートル)、初級コース(同約30メートル)に、近くのゴルフ場から運んだ2トントラック2台分の松葉を児童らが敷き詰めた。
開場式では、両校の児童約190人で「落ち葉スキーの歌」を合唱。この後、恵田小の2〜6年6人が模範演技としてスピードに乗った滑りを披露すると、周囲から歓声が上がった。
同校6年の松本晋尭君(12)は「今まで滑った中で最高の滑りでした」と話していた。
同校の児童らは12月から来年2月下旬にかけて体育の授業で落ち葉スキーを体験、シーズンの終わりには記録会を開く。(今井亮)