東海愛知新聞バックナンバー

 10月24日【日】

おかざきっ子展3万5000点

きょうまで 畜産フェスタにぎわう

頬に当たる風にもようやく秋らしさが感じられるようになり、レジャーシーズンが到来。岡崎市内では23日、各地で屋外イベントが始まり、“芸術の秋”や“食欲の秋”などを満喫する親子らでにぎわった。(今井亮)

おかざき世界子ども美術博物館(岡町)では、「つながれハート つながるアート」をテーマに第47回造形おかざきっ子展がスタート。県立岡崎聾学校を含む市内73の市立幼稚園、全小中学校の園児、児童、生徒約3万5000人が出品した個人・共同作品が、地区ごとの13ブロックに分けて展示されている。

敷地東の竜南ブロックでは、三河武士が持っていた仲間同士の絆(きずな)を受け継ごうと、竜南中学校2年生がボウル型の理科教材を利用して、プラスチックダンボールやアルミ板などをパーツに使い、本格的な兜を制作。福岡・六ツ美ブロックでは、福岡小学校5年生がホタルなどをカラフルに描いた絵皿が並ぶ。

同展はきょう午後5時まで。主催者側は2日間で、昨年並みの7〜8万人の来場を見込んでいる。

県畜産総合センター(丸山町)では、愛知の畜産物消費促進推進協議会と県主催の畜産フェスタが始まり、訪れた家族らが無料で振る舞われた県内産の和牛、豚肉、鶏肉のバーベキューを堪能。

畜産物バザーでは和牛や名古屋コーチン、乳製品などが通常の2、3割ほど安く販売され、子どもらには乗馬体験や動物との触れ合いが人気を集めた。

同フェスタはきょう午後3時まで。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME