東海愛知新聞バックナンバー

 10月17日【日】

「石都・岡崎」アピール

きょうまでストーンフェア
掘り出し市や実演も

岡崎石製品協同組合連合会(磯貝和汪会長)主催の「第19回岡崎ストーンフェア」が16日、岡崎市の中心部を流れる乙川の河川敷で始まった。市内外の石職人らが自慢の作品約2000点を展示。石都・岡崎での業界単独イベントには朝早くから大勢の人が詰め掛けた。きょう17日まで。(竹内雅紀)

南側河川敷の殿橋〜潜水橋間約250メートルの会場には、100以上の石材業者らが灯籠(とうろう)や墓石、インテリア小物などの石製品を出品。中央に設けられたテーマゾーンには、玄関先やテーブルの上に置ける小ぶりな石彫品「テーブルガーデン作品」が並ぶ。狭い空間に景観をつくる目的で生まれた同作品は3〜5万円の物もあり、午前中に「売約済み」の札が張られたり、写真を撮ったりする人がいた。

このほか、岡崎産の御影(みかげ)石で作られた印籠や来年の干支(えと)のウサギ、大理石を使ったオブジェなど多彩な作品がある。また、伝統工芸士や岡崎技術工学院生による石加工の実演、掘り出し市、最新産業機器のデモンストレーションなど技でも来場者を魅了。天候に恵まれたこの日は、大いに盛り上がった。

午前9時〜午後5時。入場無料。実行委員会では、2日間で2万5000人の来場を見込んでいる。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME